創建400年の「宗禅寺」副住職が児童買春容疑で逮捕
2022年8月22日 15:13 毎日新聞社
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未成年の女性(17)に淫らな行為をしたとして、神奈川県警は22日、東京都羽村市川崎2の僧侶、高井和正容疑者(42)を児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は5月18日午後3時15分~4時50分ごろ、埼玉県三芳町内のホテルで現金5万円を支払う約束をし、未成年の女性に淫らな行為をしたとしている。「間違いありません」と容疑を認めている。
県警によると、SNS(ネット交流サービス)を通じて知り合ったという。県警のサイバーパトロールで発覚した。
高井容疑者は、羽村市内にある「宗禅寺」の僧侶で、男性住職は取材に対し「(高井容疑者は)副住職を10年ほど前から務めてきた。大変お恥ずかしい話だ」と話した。公式ホームページによると、宗禅寺は1615年創建の臨済宗・禅宗の寺院。【鈴木悟】
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無断で現金引き出し逮捕 真言宗醍醐派管長の次男
権限がないのに真言宗醍醐派(京都市伏見区)傘下の宗教法人の口座から現金を引き出すなどしたとして、警視庁品川署は2日までに、詐欺と窃盗の疑いで、同派の元僧侶、仲田順浩容疑者(55)=東京都品川区=を逮捕した。
醍醐派や品川署によると、仲田容疑者は同派最高責任者の仲田順和管長(醍醐寺座主)の次男。東京都八王子市にある同派の宗教法人の代表役員だったが、内規違反で令和2年に同派から僧籍削除の処分を受け、代表役員も解任された。
逮捕容疑は3年2~3月、宗教法人の口座から現金を引き出したり、自身の口座に送金したりして計約1100万円をだまし取るなどした疑い。
醍醐派は「所属していた僧侶から逮捕者が出たことは遺憾。当派に関する全ての方々に多大なご心配とご迷惑をかけたことを深くおわびする」とコメントしている。
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