
2015年、NGO団体オックスファムは、スイスで開かれた世界経済フォーラム年次総会、通称ダボス会議に向け、米経済誌フォーブスの長者番付やスイスの金融大手クレディ・スイスの資産動向データに基づく2015年の調査報告書を発表しました。それによると、上位62人と下位半数に当たる36億人の資産は、どちらも計1兆7,600億ドル(約206兆円)でした。
世界の上位62人の資産は、下から36億人分の資産と同じだったのです。
さらに驚くべきことに、2021年11月のデータです。調査では世界の人口の10%のカースト上位が、世界の富の75.6%を握っています。その上位のさらに0.1%以下の白人10人が、世界の富の42%を握ってます。
イーロン・マスク(米テスラ最高経営責任者=CEO)、
ジェフ・ベゾス(米アマゾン創業者)、
ベルナール・アルノー(仏ルイ・ヴィトン会長)
ビル・ゲイツ(米マイクロソフト創業者)、
スティーヴ・バルマー(米マイクロソフト元CEO)、
ラリー・エリソン(米オラクル創業者)、
ラリー・ペイジ(米グーグル創業者)、サーゲイ・ブリン(同)、
マーク・ザッカーバーグ(米メタCEO)、
ウォーレン・バフェット(米投資家)。
報告書によると、これら10人の資産の合計は、2020年3月の7000億ドル(約80兆円)から、2021年11月には1兆5000億ドル(約172兆円)に膨らんだ。これは世界の富の42%が、このたった10人の白人に握られているという格差をしめしています。
2012年、日本の1人当たりGDPは、4万9,175ドル。久しぶりの世界2位です。円では392万円。
9年で19%減少しました。
2021年、日本の1人当たりGDPは3万9,340ドルで世界28位。円では431万円です。
為替のマジックです。円で見るとチャートは上がってますが、ドルで見ると一万ドルも下がっているわけです。我々日本人のお金は、全てカースト上位の白人に流れていってます。それは、自民党が、彼ら超権力のホワイトパワーの番頭に過ぎないからです。
カエルは、いきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出しますが、常温の水に入れて徐々に水温を上げていくと全く気付かずに逃げ出すタイミングを失い、最後には死んでしまうのです。それと、同じことが、日本において、起こっています。
我々、黄色人種やアラブ人、アフリカ系の人も、団結して戦わなければなりません。
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