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 蝶の美しさは、蝶の識、遺伝子設計図が長いサイクルの過程で組み上げてきたものだ。別に梵天や化天などの創造者が、美しいものを愛して創ったわけではない。例えば、美人がもてるということには、淘汰の力が働いているが、別に我儘な神が、美しいものの子孫しか残したくなく、えこひいきしているわけではない。虫ケラでも消滅には宇宙的規模の恐怖を感じるという。選ばれた優生の強く美しい彼らの、涅槃からの逃走はより強く、生殖に有利な個体を求めて遺伝子設計図をアップデートし続ける。美しくないもの、醜いものはもてずに、生殖の列から外れ、美しいものだけが子孫を残す傾向、または、美しいものを獲得するのは、強く、賢いものであり、美しいもの、賢いもの、優れたものだけが勝者として生存の場、娑婆世界にいるようにも見える。しかし、実は強く美しい者たちは、その消滅、浄土、涅槃から逃げ続けているだけの、遺伝子群にすぎない。彼らは強さと美しさに恵まれていたからこそ、生存を苦しみと感じる正常な神経に恵まれなかった。これらの遺伝子群はのたまうだろう、我々は神の選良である、と。神は美しい優生である我々を選び、永遠の生存を与え、敵の弱く醜いものを滅ぼすだろう、と。しかし、彼らは当然の如く待ち受ける老化と死、消滅から逃げ続けランニングマシンのような生殖を繰り返している、逃走者に過ぎない


というわけで、2022年、明けましておめでとうございます。トンガ海底火山破局噴火、オミクロンコロナ東京都7000人突破、いったいどうなることやら。