理趣経17

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以前のコメントを読み返して、気になることを発見しました。抜粋しますと…


私『(前略)独身かつフラれてばかりの私が肉体労働の帰りに一人寂しく帰途についていますと…、總持寺付近で、すごい美人と歩いている僧侶がいまして、ギョッとしました。雰囲気から恋人か奥さんのようでした…


何か、魔王の試みのような感じがしました(汗)』



気づいたのですが、これって、理趣教やそれに連なる仏典の話に似ていますよね。以下、以前読んだ理趣経の本の抜粋がネットで転がってましたので、upします。


『アシダーラー・ヴラタ・・・刃上の誓い


・セックスのヨーガ

『セックスして、キモチいい~・・・うん、菩薩もそうなのである』という大日如来(マハヴァイローチャナ)のご託宣で始まるのが

『大日経』、『金剛頂経』とならんで、

真言密教の根本経典とされる『理趣経』である。


つづけて、


やりたい・・・うん、菩薩もそうなのである

抱きたい・・・うん、菩薩もそうなのである

離れたくない・・・うん、菩薩もそうなのである。あれもこれもやらせてみたい・・・うん、菩薩もそうなのである。


そんな文がえんえんと続く、序文には、大日如来が他化自在天王宮で『理趣経』を説いたとあるが、日本の仏教書の説明はわかりづらい。他化自在天の王というのは、カーマ神のことだ。


インド・チベットの仏教神話によると、カーマ神(マーラ)が宮殿のベッドの上で妻妾たちといちゃついてたところに、ヴァジュラ菩薩に化けた大日如来が4人のガールフレンドをひきつれて現れた。その4人というのは、「やりたい」、「抱きたい」「離れたくない」、「やらせてみたい」という気持ちがそのまま擬人化された女菩薩である。ちなみにインドの菩薩というのは、アクセサリーをじゃらじゃらつけて、目一杯おしゃれしている。


それを見てカーマ神(マーラ)はいいなぁ、と激しく羨望、嫉妬した。』


ちなみに、すごい美女を連れた僧侶は、美男子で作務衣に雪駄でキマってました。ヴァジュラ菩薩(金剛薩埵)の化身?


理趣経の最初の部分である大楽(たいらく)の法門においては、「十七清浄句」といわれる17の句偈が説かれている…と虚空蔵ウィキペディア菩薩が教えてくれましたので、upします。

  1. 妙適淸淨句是菩薩位 - 男女交合の妙なる恍惚は、清浄なる菩薩の境地である
  2. 慾箭淸淨句是菩薩位 - 欲望が矢の飛ぶように速く激しく働くのも、清浄なる菩薩の境地である
  3. 觸淸淨句是菩薩位 - 男女の触れ合いも、清浄なる菩薩の境地である
  4. 愛縛淸淨句是菩薩位 - 異性を愛し、かたく抱き合うのも、清浄なる菩薩の境地である
  5. 一切自在主淸淨句是菩薩位 - 男女が抱き合って満足し、すべてに自由、すべての主、天にも登るような心持ちになるのも、清浄なる菩薩の境地である
  6. 見淸淨句是菩薩位 - 欲心を持って異性を見ることも、清浄なる菩薩の境地である
  7. 適悅淸淨句是菩薩位 - 男女交合して、悦なる快感を味わうことも、清浄なる菩薩の境地である
  8. 愛淸淨句是菩薩位 - 男女の愛も、清浄なる菩薩の境地である
  9. 慢淸淨句是菩薩位 - 自慢する心も、清浄なる菩薩の境地である
  10. 莊嚴淸淨句是菩薩位 - ものを飾って喜ぶのも、清浄なる菩薩の境地である
  11. 意滋澤淸淨句是菩薩位 - 思うにまかせて、心が喜ぶことも、清浄なる菩薩の境地である
  12. 光明淸淨句是菩薩位 - 満ち足りて、心が輝くことも、清浄なる菩薩の境地である
  13. 身樂淸淨句是菩薩位 - 身体の楽も、清浄なる菩薩の境地である
  14. 色淸淨句是菩薩位 - 目の当たりにする色も、清浄なる菩薩の境地である
  15. 聲淸淨句是菩薩位 - 耳にするもの音も、清浄なる菩薩の境地である
  16. 香淸淨句是菩薩位 - この世の香りも、清浄なる菩薩の境地である
  17. 味淸淨句是菩薩位 - 口にする味も、清浄なる菩薩の境地である

このように、十七清浄句では男女の性行為や人間の行為を大胆に肯定している…