力11

熊本の地震の後に変なことがあった。リュックのじょうぶな肩にかけるところが千切れたりとか(破壊的な力作のあらわれ?) それとともに、妙なら明晰夢があった。明晰夢の中、変な奴らが絡んでくる。先日の女の一人芝居での、コイツ殺してとか言ってた思考波に似ている。

EBIちゃん、〈力〉いらないの?と繰り返し聞いてくる。自分の立場自慢から始まって、アタシたちに逆らってそんな行法やっても無駄、とまくしたてる。怪しいので〈力〉いらない、と言うとその肉体出てって、代わりに入って使うから、とか。ガタラの豚のようなイチャモン。しかしこ奴らは天国の教団のような白い衣を着ている。こ奴らの言う〈力〉とは、フォースのようなものを指しているらしい。

力いらないこと、と体の使用権との間に、直接的な論理関係はないだろ、と反論したところ、そいつらの代表は嘆息して、なぜなら〈力〉も体も、神(天の父)がもたらしたからだ、みたいな論理展開の説教をする。ようするに、〈力〉も〈身体使用権〉も〈神〉がもたらしたものだから、拒否するなら身体出ていけ、という論理らしい。しかし、その後に〈天使〉が代わりに肉体を〈器〉として使用するみたいなのは聞いたことない。ドラマ『スーパーナチュラル』の天使くらいである。

一応、筋は通っている。しかし、こちらもまた反論した。勝手に代理した免罪符を売る教会のセールスみたいだろ。はたして、神ご自身がオマエらを代理として選ばれたかどうか、モノを言う資格あるのか?だいたい〈力〉だの〈フォース〉だのを〈欲しがれ〉だなんて、まっとうな教会は言いませんよ、聞いたことない。むしろニューエイジ系新宗教の匂い。

地震時、〈力〉の押し売り天使さんたちは、そこから父母や隣人のために祈りなさいとかフォーマルな宗教的なことは言うが、地震にはいっさい言及せずにおかしかった。時は、地震の起きている真っ最中である、揺れてる〜とかなってるのに。そこは、黙示の神に許しを乞いなさい、とかだろ。

結局、神の代理気取って、〈力〉を餌にして、一方では体の使用権を奪う、みたいな脅し、マッチポンプとか言うんだぜ〜。目の前で大震災起きてるのに〈自称〉神の代理の天使さんたちは宗教セールスですか?

元々、〈今は力無いが私たちが力与えられる個人として識別できる誰々という概念〉への認識や、〈そいつの体の形態〉という認識が、遠い昔に誰かが着せたドレスだとは知るまい……

…と、持論を展開しようとしたところ、〈奴ら〉のうちの主犯格のおばさんが、いるかいらないか二択で言って!とやたら急かす。これは、心理的に追い詰めるセールス法である。人の焦りからつけこむのである。このおばさんからは神の代理気取って、皆んなぬかづかせて気分がいい、という意識が伝わってきた。夢の世界はダイレクトに考えが伝わるから面白い。

そのうち、何をいるかいらないか、が曖昧としてくるのだ。最初は〈力〉とか〈フォース〉とか〈超能力〉がテーマだったのだが。〈いるかいらないか〉が、あなたの欲しがっているもの、とか曖昧な言いかたになっていった。

欲しがっている限りは欲界だろう。だんだんとこ奴らは欲望の最終的な姿を浮き彫りにする。

人の欲をぞろりと取り出して煽り、最終的に、何だって願い叶うのよカモ〜ンと、サタンと同じ台詞を吐くのは定番か。あなたの欲しがっているもの、つまり〈汝の欲することを為せ〉は、力への欲求から願いごとまで、人の心の根にあるものを炙り出す。

そうしているうちにだんだんと、こ奴ら尻尾を出してきた。私達いないと、モノも感じられないくせに、このゴミ(塵、土塊)みたいな言い方をするのは本体を見てしまってイブリース化した(元)人なのではなかろうか?このままだとこいつ生命反応ないくせにうんたら言い始めるに違いない。他の力あるシャブ中魔術師といっしょにいないと力ないし聞けないとか言うブスになる。(通訳のことを言ってると感違いしたくなるだろう)

女の声は、私たちがいないと触れることも、飲むこともできないのよ、と言った。

なんだか、お触りパブ嬢のセリフのようでもある。また、乙武くんへの5人の天女たちの声のようでもある。私たちがいないと触れること(即受)も、飲むことも食べることも(飲食への即受)できないのよ、とか。しかし、それは12因縁のある部分、その後のサンサーラの有の原因、言ってみれば苦の原因を作ってるのが私たちです、て言ってるようなもんでしょ。

さらにそれは、〈今は力無いが私たちが力与えられる個人として識別できる誰々という概念〉への認識や〈体の形態〉という認識、つまり、名色という枷に結びついている。

つまり、欲望し、行為し、感覚を即受し、見たり聞いたり、飲んだり食ったりは、そいつらのおかげとか。〈むしろ人間のおかげと思ったが、反転も成り立つ〉。

力でも何でも、貰ったとたん、貰った奴が意味的に成立してしまい、解脱できない。無、ということにならない。

力もらうとかいう発想、力を得て活躍する私、周りをぬかづかせてる私、などエゴの強化となる。これは自分像への愛取を生み、有の立場をよけいに確かにするものだ。力を得て派生する現象(子)が大きくなれば、サンスカーラ残存力はより濃厚になる。

ともかく、欲する力、力を振るうが、個我のつきまとったままなので、形態と名称の、または、感性と悟性のドレスを着せられ、むしろ力の有るという特殊認識に基づく自我の有が強固になり、サンサーラからの解脱が難しくなる(天狗道)。行き着くところはルドラ(破壊者)と聞いたことある。

第6ハウスマター的に言っても、これは、看護婦や介護士、奥さんや愛人が、寝たきりの乙武くんに私たちがいなきゃ、リモコンもとれないし飲食もできないでしょ、このゴミ!と虐待してるようなもの。

奇妙なことに人牢獄理論だと、頭や身体のおかげで飲んだり触れたりできる。

力、力と。こ奴らの言う、力とは、裸の王様のありもしない服というか、もしくは、調子こいたレイキの連中みたいなものかもしれないと思った。

この力、力と感違いしてる裸の王様の服のセールスザ団体は、突き詰めていくと、男も女も、アタチに逆らったら許さないから!とか、鏡面認識で質問者がおまえの言うこときかないから質問者が力使えない、とか、アドラー的権力欲を剥き出しにして、ようは、言うことをきけ、という欲望に最終的にはなる。〈力〉という語感のせいか、権力的(パワー)になるのだろう…

質問者が自分のいうこときかないから、と自分に鏡面認識で言いたいのだろうが…高次元の存在とかブッダたちとか大天使とか代替を持ってくる人もいる、より狡猾な嘘も方便。

賢い人は、このタイミングで力いらないの?とか聞く呪術奴が、震災時に全く震災について言及せずに、力いらないの?と霊能セールス仕掛けてくる奴は、震災を起こしている力と関連づけるかもしれない。

最後、もう守護してあげないから、という笑える台詞で消える。

と、こういう夢を見たのですが、キーワードは〈力〉〈ゴミ〉です。力はタロットの11。ゴミは53とも読める。5.11 ないしは 5.3 を示唆してるかな。アポカリプスなう、最後の…もう守護してあげないから、天使たちの一方的な撤退ですかね。話しを聞かないで出ていく怒ったアメリカ人ワイフのような…。

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コメント: 1
  • #1

    EBI (金曜日, 22 4月 2016 12:51)

    だいたい、勧誘には相手の力ないとして始めて、力を与える、みたいにするのが悪魔系やサティアン系宗教。