
「猫が死んだ世界と生きている世界がある(シュレディンガーの猫)」
例えば、こんな夢や白昼夢を見る。
●会社いつもの仲間と話していて、その中にその会社の仲間うちではない、少し昔に仲良くしていた学校の友達が混じっている(会社の連中はそいつを知らないはず)。
●タバコを吸わないはずの友人が、タバコ臭い。
●免許持ってない、運転できない友人が、手馴れた感じで運転をしている。
●なぜか時代劇の昔の服の人がいる、風景も昔。
●そんなことで野球やめるなんて、おばさんの声に言われる、こちらの方角に言われる。(野球などやったことない
●もう付き合ってないカップルが、まだ付き合ってることになっていて、結婚するもんとか言っている。
●周りに誰もいないのに、うざい、うるさい、じゃま、そいつ殺して、などの声がする。
●話していた人がいつのまにか違う人
●かなり会ってない昔の仲間と今の時事的な話しをしている。
●行ったことのない学校に通っている。
これらは、パラレルワールド(平行世界)である…可能性もあるが、自分の認識を部屋とすると、その人にとって黒船、全く見たことのない人たち、またはその行動を無意識に第6感で知覚した場合。それは、意識の部屋の全く外からきている。したがって密室の意識では表現しようがない。
自分の知覚制限内いっぱいに可能な限り似た感じを、知っているパーツを組み立てて意識は表現しているが
そのものではない感覚…ピカソが映画監督になった感じと言おうか…既知のモノをツギハギして未知のモノを表わしている。
既知のモノ、意識(6処名色識)の密室からすれば、完全に外のモノであり、感覚や意識からすると崖がある…断崖絶壁である、その先に知覚は無い。そして番犬が吠えている、警報のサイレンが鳴っているとも表現できる。
問題は崖の外からの働きかけのある時だ。
未知のモノには2種類ある、ひとつは未来のこと。もうひとつは彼岸からのコンタクトだ。そして、それらは深い意識からすると《わかっても表現のしようがない》。そこで、既知のモノでツギハギしてムリに表現、いや、再現しようとする。
通常の意識からすれば、迷路の行き止まりなのだ。迷路、迷宮のゴールには、決定不可能性を表した怪物がいる。それは、神でも、人でも、獣でもない。神の使いの子ではあるが、神の使いかどうかはわからない、頭が牛で身体が人なので、獣か人かも決定は不可能だ。《それが何かは決定不可能なのだ》。この怪物をミノタウルスというが、ヌエもシュレディンガーの猫も、この怪物の仲間である。我々は迷宮でこの決定不可能性というヌエ的な化けモノと対峙するテセウスなわけだが…
牛の頭は反芻する記憶を表している。
ピカソのキュビズムのように、既知のモノのツギハギで似たものを作るしかない…つまり、記憶を頼りにしている。しかし、記憶の中にいる限りは、ツギハギでしか表現できないパラドクスがある、《そのもの》ではないわけだ。
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ohba (日曜日, 28 2月 2016 09:47)
記事を読ませて頂いております。
どうも書き込みがスムーズで無いのです。
日を改めまして、コメントが出来ましたら、またお邪魔します。
昨日、ある人からの雑談話で「〇〇さんの名前で岳となっているのが分からないんです」という話になったのですが、私はebiさんのことを関連して意識しました。
EBI (日曜日, 28 2月 2016 19:33)
うちの爺さんがつけたんですが、中国の英雄の岳飛を意識したようですよ。
EBI (月曜日, 29 2月 2016 10:20)
職場で配線から引火して火事になりました。私は非番でしたが、業務停止があったようです。
〈停止情報〉に新たな1ページが…以下は前の記事から抜粋
●職場の「歩く歩道」にハンディクリーナーのストラップ巻き込まれ我流血せり。20分ほど業務停止。数日後職場の「歩く歩道」謎の故障のため停止。
●同僚Aの親の脳停止(重度の痴呆症)、介護のために退社
●同僚Bの親の生命停止(肺炎が原因で死亡)、休職中
●同僚C腰痛及びウィルス性筋肉炎症のため業務休止
ohba (月曜日, 29 2月 2016 20:49)
そうした由来があったのですか。そして岳飛を教えていただきました。
他人事で御無礼します。「雄岳」という名が珍しくとても気になりまして(英雄の岳飛)を見て気持ちがスッキリしました。
EBI (金曜日, 22 6月 2018 12:58)
思考はたんなる確定作用の戯れだと、信条は確定したそれを正当化しているだけと、高が射に言うが、私はそこにいないんです、と射が返す。
監督が映像と音声をミスってチグハグになった感じ。