パルミラのバール神殿、爆破される

   パルミラの神殿がIS(イスラム国)に爆破されました。ひじょうに残念ですし、おそろしいことだな、と。なぜかというと、この神殿が何の神殿かと言えば、バール神殿なんですね。バール・シャミンと言われる最高神と、左に月神、右に太陽神を配置しています。数千年も破壊されなかったのには、何か理由がある。たぶん、壊してはいけない何か理由があったと思うんですよ、将門の首塚のような…。あるいは龍脈が通っていて、封じていたとか。近いうちに、たぶん天変地異、パンデミック、戦争、恐慌のどれか…が起こると予言しときます。 

   古代人は、よくわからない力があったらとりあえずバール・ナントカ、という名前をつけて祀って、鎮めていただけで…アッラーがどう、とかは関係ないです。1500年前からのイスラムを、5000年前のメソポタミア文明の古代人が知る由も無く…。

    ブルマン(牛人)とテリオン(獣)の戦いは続きます。それはケンタウルス座に表れている…

   ところで蛇原著『ゴエティア・コード』には書ききれなかったのですが。牛と関係の深いバールのゴエティアのスキルは隠形です。クレタの牛鬼ミノタウロスは迷宮によって隠されています。『蚩尤』という、中国の文明黎明期に、黄帝と覇権を争った牛魔王は、霧を起こして、自らの身を隠し、黄帝軍を迷わせたり、同士討ちにしたりするスキルを持っていた。 

   テーマは『隠す』です。この『隠すスキル』により、自分の所在を決して掴ませない…もう一つ、この牛魔に似ているものがあります。それは、『シュレディンガーの猫』です。隠されている間は、猫の生死は50%です。ミノタウロスはポセイドン(神)の使いの神牛の子であり、王妃パーシバエ(人)の子、でもあり、牛(獣)とも言えます。つまり、神か人か獣か、わからないわけです。この不確定性こそがミノタウロスのミノタウロスたるゆえんであります。しかし、はたしてシュレディンガーの猫は人を喰うか?という疑問も生まれます。不確定性が人を食うとは、これいかに? 

   その牛魔に対して、テセウスはアリアドネの糸、黄帝は指南車を使い、この『牛魔王』を倒しました。アリアドネはアナグラムでエリダヌス(座)となることは『ゴエティア・コード』に書きました。エリダヌス(川)の終点はアケルナルで、この恒星は、かの牛魔の活躍していた5000年前には南極点でした。つまり、生きて帰りたいなら南極点を目指せ、ということでしょう。『指南車』なんて、南を指す車ですし。しかし、そうすると、南に蚩尤がいるのか?

    テセウスはオリオン座、牛鬼ミノタウロスは牡牛座となります。7人の生贄はプレアデスです。蛇原岳鳴説では、そう解釈しました。異なる意見ありましたら教えてほしいくらいです。 

さてさて、クエスチョンは3つです。 
①牛はなぜ、迷宮や霧に隠れるのか? 
②不確定性(シュレディンガーの猫)は.はたして人を喰らうか? 
③なぜ、南を目指したら不確定性の牛魔王に勝てるのか?