鬼子母神とリリス

   この思索は、こんな夢を見たことから始まる。

   会社の出勤名簿に私の名前を書くも、私と違う名前(おばさんの子らしい)にしようとする、白いおばさんがいる。じゃあ、せまい廊下から出てくるのは私か、その違う名前の者か、で決めよう、という話しになり、結局、私が出てきて、白いおばさんは知らんぷりしてどっかに行く…という夢を見た。

   その後も、私という存在が邪魔で、おばさんの“子ども”が見えない、という空耳を何度か聞いた。私がその子を"隠している"とでも言うのだろうか?それはそうと"隠している"は、"誘拐"に意味的に通ずるような・・

 そしてなにか、私のちょうどいるポジションが、尖閣諸島のように、おばさん側と私の領域の境界にあり、そのおばさん側と、私側とでポジションを取り合っている。白いおばさんは、私の代わりに、自分の子をそのポジションに入れたいようだ。

   妙な話しだが、白いおばさんが、私のいるポジションをそいつの名前にするのは、逆にその名前の者を避けているから、忌避しているのではないか?と印象がある。身代わりにそいつの名前をつけることにより、それの力を封ずる、ということもある。何しろ、女は見たいものしか見ないし、いつまでも幸せな夢を見ていたいのだ。彼氏が去ったら、身代わりのぬいぐるみに彼氏の名前を付けるのである。それとも、何らかの事情で、その子のもとに居られなくなったのだろうか?追放されし皇太后…のような。だとしたら、リリスの妹のグレモリーのようだ。彼女の王冠はその腰にあり…それは子が王冠を戴く暗示であり、腰の王冠とのゴエティアのグリモアの記述はアンドロメダ座と奇妙な一致がある。アンドロメダ星雲が王冠である。中東のイスラム黒鬼子が強くなりすぎても、バビロニアの母神は逃げ出すかもしれぬ。

   私は、その“子”の身代わり…なのかもしれず、大きくなったコハダをコノシロと言うが、それは‘‘児の代”…つまり、子どもの身代わりを意味するという説がある。

   コノシロを焼くと死人の匂いがする、と言い伝えられており、寿司の世界では忌避されている。そういえば、私の住んでいるところは、焼き場(火葬場)がたくさんあり、昔は流行り病でたくさん子どもが死んだそうだ。ちょうど、今は大きな寺院となったところで焼かれたため、子どもの仏さんを見送る、親の立っていた場所に、見送り地蔵尊なるものがあるくらいである。

   そういえば、今住んでいる処へ引越す前、洗足池に住んでいたのだが、そこを近所とのトラブルで引っ越す時も、白いおばさんのパワーに近いものを感じた。当時グラウチングという下水道を通す夜間工事の、警備をしていたが、近所迷惑ということでやたら綺麗な白い服を着たおばさんに一晩中、税金泥棒と怒鳴られたりした。工事は大塚駅前だったが、そのグラウチングの会社は、雑司が谷付近を掘り返していたら、台風の影響で社員が5人ほど下水道に流され、3人の遺体は海で見つかったが、2人は未だ見つかっていない。

   そんなことを考えていたら、シンクロニシティが相次ぎ…横田めぐみさんのポスターを見かけて、その後、池袋駅のスタンプ(画像を参照)を偶然にも見かけて、これはやはり…と思うことがあった。鬼子母神とみみずく(フクロウ)である。まさに、リリスとフクロウのあのレリーフのような・・。

   古来から、子供の誘拐、かどわかしをする、妖怪、デーモンの類いがある。インド・中国・日本における「鬼子母神」、ユダヤ伝承、中東、バビロニア神話における「リリス」などがそれである。それは子を大量に造るものであり、宿主の内部に潜り込み自己(子)を量産し続けるものである。「子」の定義とは自己の複製である、とする。

   自己の複製をほとんど無限に生産するもの・・・ふと、思いつくのはウィルスではなかろうか?無限に人に害をなす子を孕むものを、古人は鬼子母神、もしくはリリスと呼んだ・・。両者に共通するのは、人に害をなす鬼、または悪魔(鬼)の「大いなる母」と呼ばれていることである。鬼子母神とリリスに共通する点は他の者(たいていは人間)の子を攫う、誘拐する、もしくは喰らうという伝承のあることである。これは、ひじょうに示唆的な伝承であり、宿主に潜り込み、その端末の細胞、つまりは子供を誘拐する、もしくは喰らうことを意味している。多くの伝承はそれらの存在を指し示している。その無数の鬼たちの母なる存在は、宿主の子(遺伝子)を誘拐し「言うことをきかせる」ということにより、宿主そのものに侵入し、増殖し、免疫系をダウンさせ、場合によっては死に至らしめるのである。変な話しだが、MERSは鬼子母神、もしくはリリスの使徒かもしれない。ウィルスの母である鬼子母神(リリス)は、アッラーつまりは拡大するイスラム勢力を恐れて中東から朝鮮に逃げてきたのである。リリスまたは妹のグレモリーはラクダに乗っている。MERSもラクダに乗ってやってきた。MERSウィルスはラクダを媒介している。そして、朝鮮に取り憑いて、拉致や感染を繰り返している・・のかもしれない 笑

   食われた他人の子はどうなるか?もちろん、さらったものの子供となるのだ。鬼子母神やリリスが子だくさんの安産の神であるというのも、これら「ターゲットにしている他人の一部」、「子」を取り込み、自分側に組み換えてしまうことによる。ますます韓国ウリジナル思想や、北朝鮮にそっくりだが、朝鮮における鬼子母神や羅刹女の信仰は日本ほどではないようだ。思うにこの信仰はどちらかと言えば、封印に近いものがあるのではないか?

 さて、自分側に組み換えたそれらは、こんどは鬼子母神の一部・・「子」となるのだが、言い換えれば、「私にしちゃえ」ということである。 「私にしちゃえ」という言葉は、ある種の魔術師には馴染み深いものかもしれない。この手の魔術師・・いや、魔女の特徴としては、「私の子だから」「私の分身」とか、繰り返し言ってくることである。ご用心、ご用心・・。