梵天との邂逅

過去の作品。EOの影響バリバリで恥ずかしい…が、勇気を出して晒しますw  無明庵さん、ごめんなさい。


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あるとき私は、夢うつつ、星々の天魔の支配する夜を旅し、夜明け前に、妙な光の世界に迷い込んだ。そこでは、ものすごい白光を発しながら、あるじは誰か‼︎とこちらに怒鳴りちらすものがいた。私は、こいつは自分があるじと言ってほしいのかな?洗脳かな?こちらを悪魔と誤認したエクソシストかな?と思いつつ 

あるじは神さまです。 

と、答えた。すると、その光は、よしよし、おまえの神を今から創ってやろう。 

私はいぶかしんだ。なんだって?神を創る? 

もう一回別のを言ってみよう。 

あるじはキリストです。 

では、今からキリストを創ろう。 

もう一回、別のを言ってみよう。 

あるじはムハンマドです。 

よしよし、今からムハンマドを創ろう。 

⁇? 

思いつめられた私は、 

あるじは、あるじです!と言った。 

そいつは、じゃー、今からあるじを創ろう 

狂っているのか?こわくなった私は、言葉を失ったが、そのめちゃくちゃな光が、あまりに、あるじはオレで、それを認めたら頭撫でてヨシヨシしてやってもいいんだぜぇ?という雰囲気が濃厚、そいつがあるじとは言いたくなかった。 

と、そいつについてあることに気づいた。どうやらこいつは何でも創れるらしい。しかも、リクエストどおりに創って、さて、じゃーこれを礼拝しなさい、ということをやる。 

なぜか、私を飼いならそうとしているそいつがむしょうに腹が立って、私は殴りかかった。すると、光がなぜか家族や友人、恋人に変わって、やめなさい、だの、落ち着け、だの、おとなしくしなさい、だの、スクラムを組んで私を潰そうとする。私の攻撃本能はかくして抑えられた。 

しかたなく、降参し、 

どうやらあなたがあるじのようなので、今からあなたを崇めたいのですが 

と言うと 

じゃー、おまえが崇める私を創るね 

と言われた。 

ここで、少し変だ、と気づいた。つまり、こいつは創造神なのだ。創造神…梵天、ブラフマーが、インドで崇められなかった意味がわかった。こいつは、創るだけで、《我》というものがない。いわば、創造という形而上機能の具現化なのだ。 

どおりで話しの通じない…死を知らず、自我を知らず、苦を知らぬ神は、人にとってカタワなのか?

そこで、あなたという創造主(創造機能)を創ったのは誰なのですか? 

するとそいつは、 

その質問が創られたのは、いつ、なのかね? 

と答えた。 

………Great Architect of the Universe………

偉大なる創造者は今、至るところで世界を創れり
(機能の具現化だから、時間の流れの内にいないのだ。)
     

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コメント: 4
  • #1

    EBI (日曜日, 15 5月 2016 02:25)

    諸法無我
    梵天もまたダルマなり

  • #2

    EBI (木曜日, 02 6月 2016 16:36)

    イエス・キリストは〈子〉である。神、創造原理というもの自体も、先代の創造原理(父)から造られている。その先代の創造者もまた、その前の先先代の創造者から造られている。その先先代の創造者もその前の先先先代の創造者に造られている…というように無限後退を免れえない。よって、全ての創造者は〈子〉である。そして、イエス・キリストも〈子〉である。

  • #3

    EBI (木曜日, 02 6月 2016 16:42)

    そこで、あなたという創造主(創造機能)を創ったのは誰なのですか?

    という問いに対する〈答え〉である。

  • #4

    EBI (木曜日, 02 6月 2016 16:48)

    だから、神はご自身を〈有りて有るもの〉と言うし、インドでは創造神ブラフマーと、創造神を創った創造原理ブラフマンに分けられる。