都市の破壊ー悪魔

 もろもろの承認欲求から生まれたもの、そしてそれの集うところが都市であろう。承認により自我は充足する。自我を破壊するには、ゴミ、クソ扱いされること、そこから反発するなら悪魔(破壊者)に、受け入れるなら聖者になれるだろう。悪魔は都市を破壊する。半端な承認欲求、自我の群れ、カースト、社会的意識は、むしろ脆弱であり、悪魔の怒り、破壊への欲求の前になす術もない。悪魔は特定の動物と関係があるだろう。我々の社会的意識は、発達したが、パワー自体は野生動物にも及ばない。彼らの真っ白い怒り、人はなぜ野生の鳥や猿にも及ばないのか。

 
 それは、コトを為すのにあたって、承認欲求を満たすため(承認、人気、それを測るためのポイントとしての金銭)が第1原因になっている場合が多いからだ。基本的、本能的欲求、攻撃力はむしろ退化している。都市は、人を家畜にする、キレたら負けなのだ。

都市の構築者、第1悪魔バール【区切るもの、測量するもの】
 
 かつて連綿たるナム・ヤハルの時を、その剣によって切断し、点的な時間からの区切り、始点を創ることにより時は、自らは終わりを知らず終わりを孕むものとなった。都市のサイクルの始まりである。終わりを孕むが終わりを知らぬ故に、都市は無限に貪欲となった。都市は住むものをカーストにより区分し、承認欲求、カーストにおける昇進欲求(それもまた承認欲求であろう)を操ることにより、家畜の囲い込みに成功した。そして、成功を測るための貨幣まで生まれる(報酬欲求)。かくして、2匹の牧羊犬を従えて、バールは都市の、人の文明の羊飼いであり続ける。

 測ることのできないものを測ろうとするとき(認識への欲求)、始点が生ずる。区切った始点があるからには、測量が始まる。必要なのは定規であろう。始点を軸にした円運動については考察が必要だ。ブレイクはなぜコンパスを描いたのか?測量、それが新たなる暦となって我々を縛る。そのズレが本来であるサイデリアル方式からのズレであり、トロピカル方式な惑星の位置なのだ。ズレは正されなければならない。実際の星辰の位置まで、星座を戻すのだ。