妙法蓮華経 提婆達多品第十二 〜感性優位

 ダイバタッタ品は、ダイバタッタと竜女のお話しが、まとまったお話しです。一見、関係なさそうな話しですが。。

 

 グラップラー刃牙に、『人は認識しても0.5秒間は反応できない』とありましたが・・人の思考(悟性)というのは、『過去からのパターン化された反応の積み重ねを、納豆のようにこねくりまわしたもの』と推測できます。

 

 が、その思考パターンの積み重ねを、容易に飛び越えるのが、悟性に対する感性であります。法華経では、それが『八歳の竜女』として登場します。感性は・・いつも若々しい!!!

 

 また、竜女にツッコミを入れるのが智積菩薩という『智慧の堆積』の権化のような菩薩であり、まさに感性と悟性の葛藤を見る思いであります。ちょうと、理化学研究所と小保方さんの葛藤を見る思いですが・・。

 

カントの『悟性』と『感性』の意味合いで読んでください。

 

この竜女が、いつも智積や釈尊の言葉、行為の途中から突然でてくる。

 

智積(智慧、悟性、思考)→竜女(感性)→釈尊(本体)

宝珠(世界)→竜女(感性、感覚)→竜男(変成男子、悟性化)

 

 という竜女(感性)で、ワンクッション置いた、感性が悟性化するプロセスを書いている。なぜ、法華経ダイバタッタ品が竜女を登場させるのか、と言えば、法華経は『予言の経』であり、『感性優位』のお経だからであります。予言は、感性・・または、超感性の領域!!思考ではわからない・・と説いているのだと思います。

 

と、ワンセットになっているダイバタッタのお話しのほうですが、それをふまえて読み解きますと・・。

 

 ダイバタッタは前世において、釈尊にいろいろ『教えた』仙人でした。おそらく、『教える』というからには『悟性・思考・メンタル体』の具現化した存在なのでしょう。超感性・ひらめきを通じて『次元的飛躍』をした『釈尊』を今世においては、徹底的に疑い、殺しにかかってきます。『悟性・思考体』にはそういうところがあり、感性の不詳の兄的なところがあるのです。そして、釈尊は『計ることのできない来世』において、ダイバタッタは成仏して『天王仏』となる、と予言なさいますが、『計ることのできない』というのがミソで、『計ることのできないことによって、悟性、思考をふるい落としにかけている』のです。

 

 悟性、思考は『計ることのできないこと』については対処できず、『予言はできません』。そして、『今までにないパターン』についても対処できず、徹底的に疑い、潰そうとしてくるものです。そして『計ることのできないこと』『今までにないこと』はまさに、感性の領域なのです。これらが、ワンセットになっているところにダイバタッタ品第12の深みがあります。これを書いているとき、地蔵菩薩が頭の中でちらつきましたから、ひょっとしたら私が考えたことでないのかもしれません。

 

 現在の『世界』は、『パターン』の積み重ねからなってまして、いったん入ってきた色、声、香などの六鏡の情報を六根が捉えてから、頭の中でいったん再構築します。そこで、いつもにないパターンを『思考が勘違い』してしまい、生じたのがバグであります。夢にそのバグは如実に現れ、例えば、夢の中の登場人物の声だけ違う、などのイレギュラーが起こります。世界は、そういう意味では思い込みに満ちたバーチャルであり、我々は、実際のところを分解して再構築するピカソなのであります。

 

 色、声などの六鏡を六根が感知、頭の中で再構築認識して、外界への反応を決め、それを発するまでには『タイムラグ』があります。しかし、そのときには『実際起こったこと、そしてその六鏡』は、もう過ぎ去ってしまい捉えられません。 良馬の鞭影を追う、というやつです。これは、『外界の実際に起こったこと』だけでなく、『自分の中で起こったこと』についても、そうです。

 

 前に屋敷の中で、主人の姿が見えなくなり、召使いたちが騒いで、その残響がこだまする・・といった表現をしたと思いますが、意外にも、人は、その『残響やこだま』を自分だと思っているのです。

 

 思考は反応をパターン化してから、それを積み重ね判断するので、『タイムラグ』が生じます。とくに、六根が六鏡に反応してから、0.5秒以上のタイムラグが生じるので、思考では対処できない『今までにないパターン』『すごい過去、すごい未来』『とっさにおこる剣の斬撃』『生き死にがかかっている大博打』などには対処できないのです。そういうときは、『感性』が発動しますが、タイムラグゼロで反応するにはそれしかありません。

 

また、『感性』は芸術家、武道家、アスリート、博打打ち、霊能者・・などの領域です。そういう人たちが、感性MAXの状態を『ゾーンに入る』と言うらしいですが・・

 

かつて、そういう人たちと接しても、私はチマチマ思考で考えている、と気づいた時に、ふと『シヴァのダンスに乗り遅れる』という表現が頭をよぎりました・・。

 

 

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コメント: 4
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