This Man

『This man』をご存知だろうか?

 

 夢の中に出てくる存在である。2006年にニューヨークのある精神科に、一人の女性が受診し「夢の中に変な男が毎回出てくる。」と語りモンタージュを作った。しばらくすると、別の男性が精神科で同じ事を訴え、同様にモンタージュを作成すると、前の女性と全く同じモンタージュができあがった。(左画像)

 

 それから頻繁に多くの人々が、この「This Man」を夢でみるようになり、インターネット上で、モンタージュ写真が公表され、世界各国で「このモンタージュの人物を見たことはないか?」とメディア上で広告を出したところ・・

 

 なんと、イギリス、スペイン、中国、日本、ブラジル・・世界各国でこの男が夢に出てくるという情報が寄せられた。今まで、世界中でこの男が登場したと訴える人達の数は、3000人を超えている。

 

「This man」の夢での登場の仕方は、じつに様々で、「This Man」と楽しく食事をしたというケースもあれば、怖い所で言えば『窓の外から、「This man」が私をずっと凝視していた』

 

「This Man」に追いかけられた、はたまた「This Man」と恋に落ちたというケースまで報告されている。

 

「This man」は世界中の夢に出没する、怪人としての名をはせた。ところが、暫くすると、この一連の「This man」の話し自体が、イタリアのマーケティング専門の"社会学者"が流した噂だ、という説がネットに流布した。

 

 このイタリア人社会学者は"Andrea Natella"なる人物で、"Guerrilla Marketing(ゲリラ・マーケティング)”という団体を作って、型破りなマーケティングのテクニックを試しているらしい。今回の「THIS MAN」の騒動は、彼らの実験なのかもしれない、ということで騒ぎはひとまず落ち着いた。

 

しかし、ここに疑問点がある。

 

 いったい、彼ら3000人もの目撃者たちは、じっさいのところ「This man」の夢を見たのであろうか?ただの不気味な男のモンタージュだけで、夢に見るところまでいくことは、まずないと考えるべきであろう。

 

 

では、なぜか?

 

 

答えは簡単、モンタージュじたいに仕掛けがあるのである。つまりは、サブリミナルが仕掛けられている。詳細は次回に話そう。