映画「モンスターズ・インク」のランドール

 映画「モンスターズ・インク」のランドールを見ていて、なぜ八本足なのか、なぜ姿を消すことができるのか?これがずっと気になっていました。透明になれるクモは筆頭悪魔バールに通ずるところがありますからね。しかし、ふとしたことから謎が解けそうです。以下は抜粋です。

 

〔聖書〕旧約聖書は、次の1節を除くと、 トカゲ(ヤモリ)にはめったに触れていな い。「ヤモリは手で摘まえられるが、王の宮殿に住んでいる」(『箴言』30、28)。『箴言』30:28に出てくるヘブライ語は「セマーミート」、七十人訳はkalabwvthVと訳している。欽定訳は誤って「クモ」と訳しているが、トカゲ目のヤモリ属を指していることは明白である。(『聖書動物大事典』p.400)

 

つまるところ、欽定訳の『箴言』に出てくる「トカゲ」の誤訳が「クモ」なわけです。それが、8本足のトカゲの誕生の原因です。

 

『箴言』30章には、4つの賢く小さな生き物が出てきます。

 

24 この地上には小さいものが四つある。しかし、それは知恵者中の知恵者だ。

25 蟻は力のない種族だが、夏のうちに食糧を確保する。

26 岩だぬきは強くない種族だが、その巣を岩間に設ける。

27 いなごには王はないが、みな隊を組んで出て行く。

28 やもりは手でつかまえることができるが、王の宮殿にいる。

 

 ヤモリにしろ、トカゲにしろ、クモにしろ、ランドールの出自には『箴言』30章28に起源を求めることができます。ランドールがなぜ透明になれるのかは、カメレオンやヤモリや1種のトカゲのように色を背景色に変えてまぎれることができる、と。ゲーティア・コードふうに星座で説明解釈するならば、トカゲ座は暗く、肉眼では見えない、インビジブルである、といったことがあげられます。

 

 しかし、モンスターズ・インクの監督が真に言いたかったことは『王の宮殿にいる』ということではないでしょうか?わざわざ、欽定訳(イングランド国教会編纂)を使うあたり、おそらくランドールはイギリスに関係づけられているはず。つまり、『王の宮殿にいて眼鏡をかけている人物』がランドールなわけです。そして『王の宮殿』とは、イギリス王室!!モンスターズ・ワールドとは、ロイヤルファミリーを筆頭とするイギリス社交界と考えると・・。

 

 モンスターの世界に紛れ込んだ人間の女の子『ブー』とは・・ダイアナ妃のことではなかろうか、と。つまり、モンスターの跳梁跋扈する社交界に、普通の女の子が紛れ込んでしまったんですよ。そして、彼女を狙っていた・・ないし、殺した【ランドール】は眼鏡をかけていたのではないか?と。そして、『そいつは王の宮殿にいるので手た出せないんだ。』そのような裏メッセージを感じました。モンスターズ・インクはその他にも映画中の時計の時間が、すべて9.11を指しているという、いわくつきの映画です・・。

 

信じるか、信じないかは、あなた次第です!