A1⇔T9(続き)

 先日の問いの答えですが、【青銅の蛇】がイエス・キリストの予型だということを念頭において考えてみますと・・。金、銀、銅が当時の社会カーストに喩えられるのではないか?と考えてみました。金=王侯、銀=裕福な市民、銅=庶民、ともとれます。

 

つまり、【青銅の蛇】とは、イエス・キリストが貧しい階級から出てくることを預言しております。

 

金の牛=王侯

青銅の蛇=庶民

 

 と捉えれば、モーセの言いたいことがわかります。金の牛を崇めた者たちに破壊した金の偶像の欠片を飲ませ、皆殺し(ホロコースト)にした、これは、まず金を飲んだ王侯たち(上層カースト)を皆殺しにせよ、という指令です。その後、庶民(ブロンズ階級)の指導者(キリスト)を掲げ、庶民の階級による革命を行え、ということです。ただ、その際に民衆の無気力、不平不満が問題になります。国をあげての革命、武力闘争を行いたいのに、パンがない、と不平不満を言うわけです。そのために、【暴力装置】としての【燃える蛇】が必要となります。それを地でいったのが、ヒトラーやスターリンや毛沢東です。【燃える蛇】はナチスSSやGPU(ソビエト秘密警察)や中国公安当局となります。SSとはよく言ったもので、【蛇】の威嚇音です。

 

 これはコミュニズムやファシズムとも通じるところがありますが、庶民から指導者を選べとの神託なので、デモクラシー(民主主義)の始まりでもあります。ただ、王侯(金の牛)をまずホロコーストするところから始まり、流血を含んだ武力闘争を支持していますので、共産主義の革命論と極めて似通っています。マルクスもユダヤ人であったことを忘れてはなりません。マルクスはモーセの生まれ変わりかもしれない。また、【燃える蛇】である【暴力装置】により、民衆もしくは人民をも激しく粛正、総括する・・ユダヤ・キリスト教とは反王侯のための、革命宗教だったわけです。ヘブライ語のテト(蛇)の数が9なのは、陽極まれば反転するという、既存社会に転覆を表す数字、革命の数字だからです。反対にアレフ(牛)の表す1は王権、君主、権力を表しています。某教団がそう名乗ったのは権力側ですよ、ということなのか、もしくはそのカモフラージュなのか・・?

 

 これは、あくまで私の解釈です。【燃える蛇】をヨーガのクンダリーニ覚醒に結びつける人もけっこういます。しかし、それだと【金の牛の偶像】を破壊して、金を飲ませてホロコーストするの意味がわかりません。ちなみに、ユダヤ・キリスト教ではモレクやバアルなど牛の姿をした神は悪魔とされています。ユダヤ・キリスト教のでモレクは【王】という意味です。本来のユダヤ・キリスト教がいかに【王】嫌いか、ということです。エホバの預言者たちは、必ず王侯と戦ってますからね。