パーフェクト・クリーチャー

 パーフェクト・クリーチャーというつまらない吸血鬼の映画のDVDを見たのですが、世界観がどことなく『蛇』に似ていて気になりました。産業革命直後の、飛行船が空の交通の主流になっているような世界です・・。そこでは、バンパイアが『ブラザー』という名前の教団を組織していて(ようするにフラタニティ)、人類をインフルエンザやペスト、その他疫病から人を守っている。吸血鬼は神がもたらした天使的な新種族という設定です。人類はその頭脳、医療技術の庇護を受ける代わりに、血液を提供するという共生関係にあります。ある日、そこに新種の凶暴性のある基地外バンパイアが突然変異で生まれ、両者は緊張に包まれます・・というお話。

 

 

 興味深いのはバンパイア種族には男しか存在せず、女の吸血鬼が産まれないので、常に絶滅の危機にさらされている件。『蛇は再び・・』では同じく『蛇』には女性がいないので、神が『蛇』と『女とその子孫』の間に敵意を置いた(すなわち壁をもうけた)。『蛇は再び・・』との相違点は、拙著ではヤコブに焦点をあてていましたが、バンパイアと聖書の関連性においては・・どちらかというと、ヤコブよりエサウ(エドム人の祖)のほうがバンパイアぽいということです。『エサウ』がバンパイアかもしれない、という根拠は2点。

 

①エサウがヤコブに求めた、赤いスープは「血液」ではあるまいか?レンズ豆=赤血球である。

 

②エレミヤ書において、エサウを始めとするエドム人は親兄弟にいたるまで徹底的に滅ぼす、と神ヤハウェから宣言されている。それは、エドム人=V型ウィルス保菌者、と読めはしないだろうか?
 
 ひょっとしたら、ヤコブ(現人類)に至るまで、エサウ(エドム吸血種)というワンクッションが進化にあったのかもしれません。