悪魔の占星術

 また、電子書籍ですが本を出しました。今回のテーマはなんと『悪魔喚起』。ご存知『ゲーティア』を取り上げ、『蛇原ふう解釈』をお届けします。それによって『悪魔など存在しなかった』と感じてしまうでしょう。これはまさに『ゲーティア・コード』なのです!!

 

ここでネタばらししてしまうとですね・・悪魔なんてのはただの『星座』だったんですよ!!ここで、本の一部抜粋です。

 

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 ガミギンという悪魔がいる。この悪魔はサミジーナとも呼ばれる。彼は30の悪魔軍団を率いる偉大なる侯爵である。すべての教養学に通じ、それを人に教える。死後の罪人の魂について話す。小さな馬、またはロバの姿で現れるが、術者が望めば人の姿になる。

 

さて、いつものように暗号を解いていこう。

 

『小さな馬、またはロバの姿で現れる』・・小さな馬を示唆する星座は、おそらく全天で二番目に小さい星座、こうま座であろう。しかし、彼はなぜ『死後の罪人の魂』について話すのだろうか?私は、また、いつもの如く、うんうん唸った結果、これしかないと思い、ガミギンよ、汝の秘密について教えたまえ、と悪魔ガミギンに祈りを捧げ、枕の下に彼のシジル(印形)を記した紙をはさんだ。

・・どうやら、変な夢を見ていたようだ。南の島で、イルカと戯れる夢である。子馬もロバも出てきてはいない。

 

「・・・イルカ?」

 

よく見たら、こうま座の真向かいには仲良く『いるか座』が並んでいるではないか!!そこで、『いるか座』を調べてみることにした。星座図鑑を調べてみると・・『ギリシア神話において、イルカは海神ポセイドンの使者とみなされている。』

 

ふむふむ。

 

『ポセイドンと妻アンフィトリテの仲をとりもった功績で星座にあげられたとされている。』

 

なるほど、しかし『こうま』も『死後の罪人の魂』も出てきてはいない・・。と、読み進めると・・!!!

 

『いるか座の"ヒシ形"の部分は,西洋では旧約聖書ヨブ記にちなんでヨブの棺と呼ばれています。』

 

これである。おそらく、『死後の罪人の魂』とは、『ヨブの棺』のとなりに、寂しげに佇む『こうま』のことを指しているのだろう。それが転じて、ガミギンは死者の魂の行方について話す・・となったのだ。確かに、いるか座はヨブの棺と呼ばれている・・という『教養』に通じてなければ気づかない話しだろう、『すべての教養学に通じ・・』とはなかなかの皮肉である。

 

気づくと、すでに夜になっていた。夜空を見上げると『こうま座』と『ヨブの棺』が見えた。筆者には、死者の棺を目の前にしたこうまが、「サミシーナ」と言っているようにも見えた。

 

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