妙法蓮華経提婆達多品第十二私的解釈

 釈尊の予言によれば、釈尊を殺そうとしている提婆達多は天王仏となり、「天道」と言われる世界においてあまたの人を救うとのことですが・・完成している天王仏は未来において・・とのことでした。そして過去の阿私仙人では釈尊の師匠であったわけですが、釈尊にとっての「今」では、裏切りものの弟子であります。と、ここで疑問・・長い間修行して仏になるのならば、前世において釈尊の師匠であるほどレベルの高かった仙人(しかも釈尊に教えるという功徳あり)が転生して、思い上がって釈尊を殺すほどレベルが落ちるだろうか?という疑問が湧き起ります。功徳を積んで転生してもレベルが落ち墮地獄の原因となるか?ということですが・・。これには秘密があるとみます。法華経の秘密であります。これは時間性を説いたものとムリヤリに考えてみます。そして、この謎を説くのに必要な小道具が数学でいうΦ曲線、別名、黄金螺旋であります。そもそも、仏のほうが"本質"に近いものとみます。レベルの高い順に並べてみますと、天王仏であるときに一番涅槃に近いのですから・・天王仏が世に住すること二十中劫・・次に過去に遡り、仙人・・そして、釈尊にとって「今」である法華経の説かれた時間帯。レベルの高い順番につなげてみますと、これはΦ曲線になります。天王仏が世に住するときの・・二十中劫・・このときΦ曲線、は長いほうとなります。次に辿っていくと時間を直線としますと過去の仙人となります。最終的に「今」である法華経の説かれた時間帯に、Φ曲線の極小のほうが来ます。ちなみに図で表すと・・。